親子ワークショップは、クリエイティブ教育のはじめの一歩位置付けて、【こどもの”好き”から育てる「考える力」と「アウトプット力」】をコンセプトに、解説と実践の2時間のワークショップ。

 

アウトプットすることを前提に、こども達の「好き」や興味をタネにして、考える楽しさ・表現する楽しさを育む基本の型=フレームワークを学びます。
最初に「考える力」へのプロローグとして

 

・アウトプットとインプットの関係
・アウトプットの大切さ
・選択肢と考える力

 

を、ママやパパのお仕事や、お料理、こども達の習い事に例えながら、こども達の反応に合わせて解説。

 

 

そして「かんがえるのき」ノートを使って、ワークに入っていきます。

 

 

 

先日の葉山での親子ワークショップにママと参加してくれた小学3年生の男の子(Hくん)。Hくんはサッカーと少林寺拳法を習っていると教えてくれたので、アウトプットとインプットのお話も、それらに例えて対話をしながら解説。

 

「つまり、このノートは少林寺拳法の型と同じなんだよ!」というと、ばっちり理解できた表情を見せてくれたので、さっそくワークに入りました。

 

「好きなもの、なんでもタネにしていいよ」というと、大抵のこども達は、お勉強なのにゲームでもアニメでもいいの??と戸惑うんです。全然おっけーです。むしろ大好きなものを即答できるのは素晴らしいこと。何でも「考える→アウトプットする」タネになるんです。

 

ということで、Hくんも即答で「ONE PIECE!」と教えてくれて、ONE PIECEの中でも大好きなキャラクターを詳しく解説する図鑑を創ることに。

 

このHくんのアウトプットテーマに、さらに「私はONE PIECEのこと全然知らないから、そういう知らない人がその図鑑を読んだらONE PIECEのことを知れたり、漫画を読んでみたいなって思う図鑑にしよう!」と条件をプラスして。

 

さっそく「かんがえるのき」の枝葉にアイデアを広げていきました。今回は白い絵本をプレゼントしたので、ページ数に合わせて図鑑の構成を考えて、載せる情報を考えて…「○○って書いても漫画を読んだことない人は分からないから、*****も書かないと!」と、アウトプットテーマからブレずに工夫をしたり。

 

「かんがえるのき」は、多様なアイディアを考え出し、幅広く創造的に考える力「発散思考」を育むノートなのですが、最初にアウトプットテーマを明確かつ具体的に決めることがポイント。それによって、アイデアを広げながらも確実にまとめる力と、条件をクリアするために工夫する力も養うことができるんです。

 

 

ばっちりまとめたHくん。さっそく白い絵本に下書きしていくことに。絵は苦手だと言うので、そこはプリントして貼ればOK。ママと「後でお気に入りのシーンをコピーしようね」と約束して、レイアウトを考えて、他の要素を書き込んでいきました。

 

ラボでは、苦手なこと・やりたくないことはチャレンジしてもいいし、やらなくてもいいよっていうスタンスです。なぜならプロジェクトを達成することが最終目標だから。

 

もちろんプロセスからたくさんの学びや気づきがあり、それらも大切に育んでいます。でも、嫌なことはやらない、得意な人に任せる、合理的に進める工夫をする、ということも大切なクリエイティビティ。なので今回も、Hくんにとってより良いモノを創るという目標があるので、苦手な絵は描かずにプリントアウトでOK。

 

「字を書くのが好きじゃない…」と言っていたHくんですが、超集中して、レイアウトにもこだわって、「あ、これも追加した方が分かりやすい!」と気づきがあったり、「ここは漢字で書きたい!」と難しい漢字も調べながら使ってみたり、「考える」「工夫する」「アウトプットする」をとっても楽しんでいました。

 

親子ワークショップは2時間なので、1ページ目がほぼ完成したところで終了。1ページだけでも、集中して取り組むと、とっても達成感があります。Hくんは「最後まで完成させる!」と言ってくれたので、「完成したら見せてね!」と約束しました。

 

 

とっても充実した濃い2時間のワークショップ。Hくんの気づきや学びは、とても深く、この日がひとつの小さな成功体験となり、今後の「自信」に繋がっていく、そんなきっかけになるワークショップになったと思います。

 

 

翌日、ママさんとHくんから感想をお寄せいただきました。

 

*ママさんからのご感想

息子の場合、失敗したり、下手だったりするのがいやで、何かを表現するのがとても苦手です。あと、字を書くのが嫌いで、たくさん文字を書く宿題などはいつもものすごく時間がかかります。
でもワークショップでは、休まずどんどん文字を書き、これも書きたい、とか、こうしたらどうかな、みたいに自分の意見を出していて、親の私もびっくりしました。
また、私も改めて考え方の整理とか、プロジェクトの進め方に役立つ内容だな、と感じました。
息子が先生に感想を伝えたい!と言っていたので、学校の宿題の日記を一緒におくります!今回は本当にありがとうございました。

 

 

*Hくんの感想文

今日は葉山の「こどもワークショップ」に行ってきました。
そこではインプットとアウトプットについて教えてもらいました。
インプットとは、体験をしたり物を覚えることだそうです。
アウトプットとは、インプットしたことを表現することだそうです。
その練習として、先生にもらったノートにまず好きなことを書きました。
その好きなことを、どうアウトプットするかを書きました。
そしてアウトプットをするのに必要な情報を書きました。
そして先生に真っ白の本をもらいました。
そこに漫画のワンピース図鑑を書くことにしました。
でも、そこではルフィーのページしか書けませんでした。
1ページ書いただけですごく楽しかったです。
終わるまで書きます。

 

 

「1ページ書いただけですごく楽しかったです。終わるまで書きます。」というHくんの気持ちが、めっちゃ嬉しい!!Hくん、ママさん、本当にありがとうございました!

 

 

 

【11月23日(土)、神楽坂で親子ワークショップやります!】
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